新谷麻佐子×内山さつきの2人展 Vägen hem トーベ・ヤンソンの夏の記憶を追いかけて

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新谷麻佐子×内山さつきの2人展Vägen hemトーベ・ヤンソンの夏の記憶を追いかけて2016年5月17日(火)~ 2016年5月29日(日)
※最終日は18:00まで
ACCESS | かもめブックス


トーベ・ヤンソンが夏を過ごした島の小屋、
彼女の思い出を守り続ける、愛らしき村の人々に出会ってきました

ムーミンを生み出したフィンランドの芸術家トーベ・ヤンソン
海と島とを愛した彼女は、毎年の夏をフィンランド湾沖の
クルーヴハルと呼ばれる島の小屋で過ごしました。
トーベの描き出す物語と、強く鮮やかな生き方に惹かれた私たちは
フィンランドを訪ね、島に残る彼女の息遣いと、
かけがえのない友人だったトーベとの思い出をあたため続ける、
愛らしき村の人たちと出会いました。
「Vägen hem」とは、スウェーデン語で「家への道」「家路」のこと。
トーベにとって心のふるさとだった島と村への旅。
いつの間にか、私たちの大切な思い出の「home」にもなりました。

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イラストレーターの新谷さんと、ライターで編集者の内山さん。
お2人と展示のお話しをはじめたのは去年の少し肌寒くなってきたころ。
キラキラした瞳と穏やかな口調で語られる、トーベ・ヤンソンや彼女が過ごした島、
そして何よりそこで彼女達が出会った村の人たちへの想いは、
言葉と写真でしか受けとめる事のできない私たちの心も震えるものでした。

そんな彼女達の活動の記録に2人の想いをのせてお届けします。
実際に島を訪れて撮影された写真、そこからうみだされたイラスト、そして言葉。
たくさんの情報があふれる世界で、実際に見る、聴く、感じる、ただそれだけのことが
何よりも大切なのではないかと改めて感じられるでしょう。

 

〈プロフィール〉新谷麻佐子(Asako Aratani)
イラストレーター、編集者。ロンドンに長期滞在したり、フィンランドや台湾を旅したりして、心惹かれるものを絵にしている。近年は、京都や台湾など、国内外の展覧会で作品を発表。zineやグッズを制作。www.asakoaratani.com

内山さつき(Satsuki Uchiyama)
ライター、編集者。絵本専門雑誌の編集に携わったのち、独立。書籍、雑誌の編集、執筆を手がける。絵本、児童文学など子どもの本をテーマとした仕事に加え、作家の記憶とふるさとを訪ねる自主制作を行う。www.satsukiuchiyama.com

〈情報ソース〉
http://kamomebooks.jp/gallery/1190.html